KATOのNゲージ貨車・ク5000がリニューアル発売されました。新製品は入手していないのですが、ずっとしまったままの旧製品がある事を思い出しまして、引っ張り出しました。
〈KATOク5000Nゲージ旧製品〉
新製品では自動車の走行路も車体色と同じ色になっているみたいですが、旧製品では2階走行路は黒い別パーツであり1階の床も黒く仕上げられています。旧製品の色使いの方がメリハリがありますが、やはり考証としては後発の新製品の方が正確なのかな?
実車の床がわかる画像が少なくイマイチ確信がないのですが、ネット検索しますと車体と同色の床に白線が引かれている画像が出てきました。新製品はタイヤガイドを表現するシールが付属するそうです。
筆者の手元の旧製品はトリコロール塗装のもの。実車では2色トリコロールのク5000は余程少数派だったのか滅多に画像が出て来ません。水色、白、朱色の3色トリコロールを製品化して欲しかったと当時は思ったものでした。
〈金属製の床板にプラのディテールが付くク5000旧製品〉
この旧製品はプラ製の車体?に金属製の1階床板をはめ込むと言う構造です。この大きな床板は金属製でまるごとウェイトになっており、レールに載せると安定感抜群です。床下の箱とハンドルはプラ製の別パーツとなっており、貨車製品でありながら床下に凝った製品だと思います。
旧ク5000と同時期に販売されていた乗用車クラウンは、シャーシの下にク5000の走行路と噛み合うツメがあります。固定・取り外しが簡単に出来ました。
〈カトー製クラウンを積んだ旧ク5000〉
そしてク5000新製品に合わせて「積載用カバー付き自動車」も発売されます。KATOの製品案内によれば新ク5000にクラウンの搭載が可能とされています。「積載カバー付き自動車」が旧ク5000にはめ込み出来るかどうかは確証がありませんが、単品発売されたら旧ク5000用に買ってみたいと思っています。