<武蔵野シャトル72レを牽引するEF65 2089号機>
特徴機として知られるEF65 2089号機。車体側面に蛍光灯カバーが残っているのが有名です。最近、他のEF65と異なる点がまだあることに気付きました。車体側面の裾付近に段差?があるのです。
良く知られているEF65PF(1000番台)の車体の裾の形状は段差などのないフラットな形状ですが、EF65 2089は何故か段差があります。写真の光線状態によっては目立たないのですが、たまたま分かりやすい写真が撮れました。写真の矢印で示した部分です。次回2089号機を見かけたときは注意して観察して見たいです。
車体の裾の形状にも特徴のあるEF65 2089号機。2020年2月撮影
EF81の車体の裾にも段差は見られるけれど、EF65PFはフラットな形状のはず、、、
通りすがりの者です。
1089号機の機番を検索していてたまたまこの記事をお見かけしたのでコメントさせて頂きます。
まず、新鶴見機関区所属のPF形は原則として大宮車両所で全般検査を施工するところ、この1089(→2089)号機は諸般の事情により2006年の全検及び更新工事を例外的に広島車両所が担当しました。
その際当時の広島車両所の更新施工メニューを踏襲したため、カラシ塗装化の他に、腐食防止を目的とした車体裾部の腰板切除が行われており、この工事によって外観上他機との差異、つまり裾部の段差が生まれています。
現在新鶴見機関区に所属するPF形では、岡山配置歴のある1093(→2093)号機、1127(→2127)号機が同様に広島更新メニューでの更新工事を受けておりますので、PF形と同様に車体裾部に段差が見られます。
また、EF66形の更新工事でも同様の処理がなされているため、現在吹田機関区に所属する27号機においても、このような特徴を見ることが出来ます。
以上になりますが、特徴把握の助けになれば幸いです。
それでは失礼いたします。
丁寧なコメントありがとうございます。
2127号機2093号機は気づきましたが、EF66 27は知りませんでした!