2014年02月21日

富士急行撮影(2)

(前回の記事・富士急行撮影1)

 以前富士急行に乗ったときは京王5000系の譲渡車が主力であった。しかも青と白のツートンカラーに塗られた編成ばかりであった。退屈と言えば退屈だけど、路線の「ラインカラー」はハッキリ主張しているようなもので、ある意味好感が持てた。最近は1000系電車でも色違いが増えてどれが「富士急行の色」なのか判然としないような状態になっってしまった感があった。今回も、移動のため乗車する電車はきっと1000系だろうと思っていたのだが、実際は違った。

元JR205系、富士急行6000系電車。床が木貼りになっている。
元205系6000系電車


 大月駅で対面した電車は近年登場した6000系電車であった。JR205系の譲渡車だ。カラフルな外観で失礼ながらおもちゃっぽいという印象を持っていた。「え、これにのるの?1000系は?」と内心思った。しかし乗ってみて全く印象が変わってしまった。車内のリニューアルぶりがすっかり気に入ってしまったのだ。まず目に付いたのは木貼りに改められた床。元の床にそのまま板を貼ったようで少し段差になっていたけれど、とてもしっかりしていて車内の雰囲気がまったく変わっていた。貫通路にのれんが掛けてあるもの面白かった。電車に乗ってこんな楽しい気分になるのは珍しかった。そうこうする内に僕を乗せた6000系は大月駅を後にした。
 上大月駅では電車が発車しようとしている所に一人の女子学生がタタタッと駅のスロープを掛けてきた。電車が乗客を待ってあげる。久し振りに体験するローカル線ならではの時間だった。もうひとつローカル線ならではの光景を見た。車掌が車内を行ったりきたりしているのだ。切符を持たずに乗ってくる乗客に車内で切符を売ったり、下車する客と一緒にホームに下りて切符を集めたりする。この6000系電車は3両編成で、駅間もそんなに離れていないから結構忙しそうであった。ひとつ気になったのはドア開閉の操作。車掌が車掌室(乗務員室)に居なくても発車の合図をするとドアが閉まっていた。運転士がドア操作をする路線もあるけれど、後方の車両に乗ったため確認できなかった。そして車掌が改札業務に専念していると言うことはJRの無人駅にあるようなスイカに拠る改札も行わないのだろうと思った。電車は禾生駅くでJR東海が建設しているリニアの高架をくぐった。きっと工事中の振動や水源の水枯れで各地で騒がれるに違いない。


構内踏み切り。ローカル線の必須アイテムの一つ。
三つ峠駅


 今日は電車撮影のため出掛けてきた。富士急行は電車の撮影ポイントがいくつかあるけれど、今日は富士山が見える場所に行きたい。富士山が見える場所もいくつかあるけれど、今日は三つ峠と言う所に向かう。電車は両側を山に挟まれたわずかな平地をゆっくり進む。途中谷村町駅の付近では桂川渓谷の断崖の上のような所を通るからはっとしてしまった。このままのんびり乗り鉄も良いけれど、電車が三つ峠に着いてしまった。カメラバックと三脚を持って下車。この駅には構内踏切があった。駅舎は国鉄ローカル線のものと違って洒落た感じで、手入れもされていて好感が持てた。ここから三つ峠〜寿の撮影ポイントまで少し歩く。道のりは緩い登り坂であった。


富士急行三つ峠駅。女性の駅員が詰めていた。
三つ峠駅


三つ峠駅前で見つけた看板。485系!?ぜひ譲り受けて欲しい。
三つ峠駅

(つづく)

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posted by hermitagezawa0 at 03:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 富士急行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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