1ヶ月ぶりの更新になりました。最近気になった話題はレイルマガジンの不定期ムック化とか伯備線やくもの新車投入と国鉄色復活あたりです。
ダイヤ改正も迫ってきました。
やくも国鉄特急色運転|鉄道コム
さて、もうひとつ気になったのはKATOのNゲージワム80000のリニューアル。Nゲージ製品のアップデートは嬉しいのですが、手持ちの製品は存在価値がなくなってしまうのが悩ましいのです。このKATOワムハチでちょっと思いついたことがあって試してみました。
KATOのワム80000と言えば巨大な車体が有名です。小さく見せる方法は無いかと思ったのです。車体を外してみると、車体側面裏の突起と床板が接触することにより車高が決まることがわかりました。ここを細工すると高さが下げられそうでした。床板の一部をヤスリで削って高さをさげてボディを組むと、少し車高を落とすことができました。
左が加工前、右が加工後。いずれもリニューアル前の製品
床板パーツの一部、車体裏突起と当たる場所をヤスリで加工。
左から、加工前、今回加工例、トミックス製品
高さはだいぶ低くなった。車体が下がった分、軸受けや床下機器は少し埋もれてしまう。
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左から加工前、加工後、トミックス車
上から見る
車体長はKATOもTOMIXもほぼ変わらない
画像2両目が今回加工例、4両目がトミックス車。1、3、5両目はカトーの加工前(リニューアル前製品)
こう見ると、車体裾が下がっているのが目立ちます。腰高気味の車両と編成を組むと、車高の差が目立つかもしれない。
左から加工前、KATOのED75旧製品、今回加工例
ぱっと見の巨大感はある程度抑えられたと思う。
簡単な加工ながら小さく「見せる」効果はありそう。呑みながら、youtube見ながらでもできる加工なので、残りの車両もやってみようかな。各車両の車高が狂わないような策が必要かな。
この製品は側面裏の突起と爪で床板を固定する構造です。今回の加工を行うと床板の位置が固定されなくなり、多少上下に動くようになります。車高を1ミリ下げると、1ミリ分の「遊び」ができるのです。ですが床板と車体との間に適度に摩擦力があるので走行中に車体が浮き上がったりすることはほぼ無いと思います。
このKATOのワム80000はエアブラシ購入時にウェザリングの練習をした思い出の車両なので、引き続き運用していこうかと思います。