<九十九里鉄道の「特急 片貝駅行き」九十九里ライナー 千葉駅前にて>
先日所用で千葉の片貝海岸というところに赴きました。千葉駅から片貝海岸に直行するバスに乗りましたが、これが九十九里鉄道のバスでした。
九十九里鉄道はかつて東金駅から九十九里浜近くの上総片貝駅までを結んだ路線。現在はバス専業。九十九里鉄道の廃線跡の一部は「軌道道(きどうみち)」と名付けられた遊歩道になっています。
Googleなどの地図を見ると、当時の終点上総片貝駅(現在のバス片貝車庫)の手前に、いかにも線路跡らしい弧を描いた道があり、その道が軌道道に繋がっています。
終点のバス停名が「片貝駅」というのもなんだか嬉しくなってしまいます。今回は軌道道をゆっくり見る時間はありませんでしたが、バスの車窓に見える線路跡の築堤らしきものやバスの片貝車庫を見ながら、線路がひかれていた時代を空想してしまいました。
九十九里鉄道の「片貝駅」手前の建物は業務用のもの。鉄道現役時代は立派な駅舎があったらしい。
片貝車庫に並ぶバス
1台だけ見かけた幕車
特急バス側面の九十九里鐵道表記
片貝駅近く。県道25号と交差地点付近の弧を描いた線路跡
「九十九里ライナー」車内から見える線路跡と思われる築堤。
かつては単端式ガソリンカーという可愛いのが走っていたそうです。
検索すると画像も出てくるので、興味のある方はどうぞ。